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きねしだれ桃園「ひみつのナイトツアー」

2025.04.23

恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。
今月中旬に、恵那市の最南端に位置する「串原(くしはら)」の木根地区にある「きねしだれ桃園」が見頃を迎えました。


例年、7日間ほどで、なんと約1万人が訪れるしだれ桃の名所となっています。
もともと、過疎の山村を花で盛り上げようと、住民でつくるグループ「きね四季花会」が木根地区にしだれ桃の植栽を始め、これまで8か所に約4000本のしだれ桃を植栽。面積は3haを超えるほどになっています。


中でも、「きねしだれ桃園」と名付けられた、三宅さん宅の敷地の一角は、約600本のしだれ桃が咲き誇り、毎年多くの見物客が訪れています。

古民家を取り巻くしだれ桃。田んぼの水面にも、その美しい姿が映っています。


可愛らしい白やピンクの花が山里を彩るこの景色を見ると、とても癒やされます。


そんな「きねしだれ桃園」で、完全予約制のライトアップ&ナイトツアー、その名も「ひみつのナイトツアー」が、初めて開催されるとのことで、潜入取材させていただきました。

この「ひみつのナイトツアー」は、昨年12月に就任した恵那市地域おこし協力隊と住民が協働して取り組んでいるもの。
しだれ桃園の所有者の三宅さんご家族と地域おこし協力隊が、串原地区の新たな魅力を発信し、地域のファン層の拡大につなげたいとの思いで実施されたそうです。
住民の方と移住者が思いを一つにタッグを組むって、素敵ですよね!

見学は近隣住民への配慮から完全予約制。
見頃に合わせて5日間にわたって開催されました。
まさに「ひみつのナイトツアー」!ワクワクしますよね♪
参加者の皆さんは、各々、カメラや三脚などを用意してスタンバイ。

日が暮れるまでの間、三宅さんの古民家で開催されていた、地元 串原で働く「ヨシオサンゾウ」さんの個展を楽しませていただきました。
可愛いイラストですよね~

いよいよ、ライトアップがスタート。明かりは手作業で灯していくので、ライトに照らし出されたしだれ桃が少しずつ広がって幻想的な光景が広がります。

この感動を伝えたくて、恵那市の広報業務に携わるカメラマンさんが撮られた写真を、ブログ用に何枚かいただきました。素敵ですよね~


昼間とはまた違ったしだれ桃の姿。
まるで、夢の中に誘うような美しい世界を目の当たりにして、感動で胸がいっぱいになりました。
これぞ「秘境の桃源郷」!!

都市の夜景とは違う優しい色のグラデーションで、あたたかい気持ちになります。


この光景をカメラに収めようと、夢中になってシャッターを切る参加者の皆さん。

私は、スマホのカメラしか持っていませんでしたが、いろんな方からアドバイスをいただき撮影。
スマホのカメラでもこんなに素敵な写真が撮れました。


今回の「ひみつのナイトツアー」は、「継承」と「新しい価値の創造」を目指して開催されました。
まさに、移住者と地域の方が生み出した新たな価値に魅了されました。


こんな素敵な景色に出会うことができる恵那市にぜひ、遊びにきてください。