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栗おこわ作りに挑戦!

2025.10.16

恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。
恵那市に移住して4度目の秋を迎えました。
恵那の秋といえば「栗」

移住したばかりの頃は、仕事の現場や大切な方への手土産として、恵那の名物「栗きんとん」を持っていったり、私自身も栗のお菓子やお料理を食べて秋を感じていましたが、最近は栗拾いのお誘いを頂いたり、ご近所さんから栗を大量にもらったりすることが多くなりました。

これも「恵那あるある」と聞いて嬉しい反面、栗の剥き方も知らない私は、もらってもどう調理したらいいか分からなかったので、恵那ならではの食を伝える活動をしている恵那中央出張所(えなえーる)で「栗おこわ」のレシピを学んできました。

ちなみに、栗を使った料理は数多くありますが、あずき入りの栗おこわは恵那ならではの郷土食なんだそう。
十五夜のころには、お月様にお供えすると聞き、それならなおさら作れるようになりたいと気合いを入れて参加してきました。
栗おこわの作り方を教えてくれたのは、小川志保子先生。


昔ながらの蒸し器を使って作る方法と、電子レンジで簡単に作れる方法を教えていただきました。

小川先生曰く、時短・簡単のポイントは
① 作業の手順はまとめて!
②まわし(準備)が8割!
③ 自己流で工夫!


ちなみに、準備のことをこの地域では「まわし」と言うんですね~!方言まで勉強できました(笑)
まずは、栗の皮剥きからスタート。


はじめに栗の表面に包丁で切り込みを入れて、600Wのレンジで2~3分加熱。栗が浮き上がったら手で剥いていきます。
最初は栗の皮に切り込みを入れるのが怖くて四苦八苦しましたが、剥きやすくするために包丁の角を使って渋皮までぐっと刃を入れたり、栗の尖っている上部に十字の切込みを入れたりと、徐々にコツをマスター!


加熱後の皮剥きが面倒というイメージがありましたが、先生が用意してくださった大粒の和栗は、「ぽろたん」という渋皮が簡単に剝ける画期的な品種とのことで、その名の通り、皮が簡単にポロリと剥けました。これはストレスフリー!

あまりにも綺麗に剥けるのが気持ちよくて、参加者の皆さんと皮剥きの争奪戦に(笑)


大きくて鮮やかな黄色の栗の実がつるんと顔を出すたびに盛り上がりました。


その後、電子レンジでも蒸し器でも、もち米と水、赤飯のもと、調味料を入れて加熱。


スーパーで売っている「お赤飯のもと」を使えば簡単に栗おこわができることや、

市販されている「白だし」を調味料に加えることで、栗本来の美味しさを引き立てる効果があるなど

手軽に美味しくできる裏技も伝授していただき、これなら私でもできるかも!と俄然やる気になりました。


電子レンジで約15分、蒸し器では約20分加熱したあと、栗を投入。


再び、電子レンジで約10分、蒸し器で約15分加熱。

取り出したら水をかけて(打ち水)加熱し、蒸らしたら出来上がり~♪簡単ですよね~!!


最後に水を入れることで、時間が経ってももちもちした栗おこわが楽しめることや、栗を冷凍保存する場合は、砂糖を入れることで柔らかさが保たれ艶が出るなど、栗のお料理を作り慣れている小川先生だからこその知恵をたくさん教えていただきました。
最後は、レンジで作った栗おこわと、蒸し器で作った栗おこわを試食。

↑左が電子レンジ、右が蒸し器で作った栗おこわ

どちらも、ツヤツヤに仕上がっていて綺麗ですよね~
もっちもちのご飯にホクホクとした栗の食感が楽しく、ほっくりとした栗の優しい甘みと香りが口いっぱいに広がって幸せ~~♪


あまりの美味しさに思わず、目をクリクリさせてしまいました(笑)
電子レンジで作っても蒸し器で作っても、かかる時間はほとんど変わらず、味にも大差がなかったのは大発見でした。

簡単に美味しく栗おこわが作れることが分かったので、家でも早速作ってみることにしました。
これで、もらった栗をどうしようか問題は、栗だけにクリアー!

恵那ならではの栗の美味しさを自宅でじっくり味わえるのが嬉しいです。

ぜひ、遠方にお住まいの方にもこの美味しさを味わっていただきたいです。