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明知鉄道「きのこ列車」で秋の味覚旅♪

2025.09.18

恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。

9月に入ってもまだまだ残暑が厳しいですが、恵那市は朝晩はずいぶん涼しくなって秋の気配が漂ってきました。

秋といえば、、、私はやっぱり「食欲の秋」!!
ということで、今月2日から運行が始まった明知鉄道「きのこ列車」に乗って、一足早く秋の味覚を堪能してきました。

明知鉄道は、昭和60年に国鉄明知線を引き継ぎ、第三セクターとして開業した地方鉄道で、恵那駅から明智駅まで全長25.1㎞を走る鉄道。地域の方や学生さんの足になっています。

それに加え、昭和62年に、初の料理列車として地元の特産品を使ったヘルシートレイン(寒天列車)が運行され、現在は、おばあちゃんのお弁当列車、寒天列車、冷酒列車、きのこ列車、じねんじょ列車、枡酒列車など、季節に応じてさまざまなグルメ列車が運行されています。

中でも、秋の味覚を堪能できる「きのこ列車」は一番人気で、昨年は約5千人が利用されたそうですよ~

まずは、出発する恵那駅で乗車券として手渡されたのが、こちらの「通行手形」

この通行手形は、1日フリー乗車券と、いろいろな施設の割引が付いているお得な手形。沿線の岩村歴史資料館や日本大正村などで割引が利用できるようになっていました。

今は、出発まで時間があったので、恵那駅構内にある明知鉄道オフィシャルショップへ。鉄道グッズが豊富に揃っていて、見ているだけで楽しい気持ちになれました。


ホームに行くと、きのこ列車がお出迎え。
きのこのイラストが描かれたヘッドマークが可愛いですよね~


いざ!秋の味覚旅へ出発進行!


レストランと化した車内には、豪華なお弁当がズラリ。
献立は、恵那市と中津川市を走る明知鉄道にちなんで両市のレストラン3店舗が日替わりで担当しているため、どのお弁当がいただけるかは、予約した日次第。店舗によって献立が異なることから、リピーターを呼んでいるそうです。
ちなみに、この日は特別に、3店舗のお弁当が提供され、私は、「明智ゴルフ場レストラン」のお弁当をいただくことになりました。懐石料理のような献立表を見ながら、どんなお料理と対面するのかワクワク!期待が高まります。


そして、重箱のふたを開けた瞬間、彩り豊かなお料理が目の前にあらわれ、同時にキノコの香りがふわっと漂い、幸せな気持ちになりました。

参考までに、他の2店舗のお弁当はこちら。

↓名産の寒天を使用したメニューも絶品!「山岡駅かんてんかん」のお弁当


「いなご甘露煮」はみんなで、わーきゃー言いながら頂きましたが(笑)すごくおいしかったです。

↓丁寧に調理され食感や風味が生きている「ひるかわゴルフ場レストラン」

どのお弁当も、天ぷら、きのこご飯、マツタケの土瓶蒸し、煮魚を中心に10品以上あってボリューム満点!
しかも、きのこご飯は、おかわりもできるそうですよ~


きのこの種類によって食感も違えば、よりおいしく食べられるよう味付けや調理法を変えているのがスゴイ!

中には、地元で採れた、黒皮茸(ロージ)やあみ茸(いくち)といった珍しいキノコも味わうことができて嬉しかったです。


つい料理に夢中になって車窓からの風景を見過ごしそうになりますが(笑)
ちゃんとアテンダントの方が、明知鉄道沿線の見どころを案内してくれるので、食事と車窓風景、どちらも楽しむことができました。

 

長閑な車窓もごちそう!

ガタンゴトン揺られながら、自然も楽しめ、癒されました。
おかげで、車内は和気あいあい。

乗客が楽しめるようにと「きのこ列車」に関わるスタッフの皆さんが、おもてなしをしている姿も印象的でしたね~

運行して今年で30年目となる「きのこ列車」。長い間、愛されている理由が分かりました。
気付いたら、終点の明智駅に到着。


1時間弱の旅路があっという間に感じられる、おいしくて楽しい時間でした。


きのこ列車は、11月30日まで、月曜日を除き毎日1便を運行(月曜が祝日の場合は運行)。1週間前までに予約が必要です。
ぜひ皆さんも、明知鉄道の「きのこ列車」で、秋の味覚を堪能してきてください。