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お神輿・山車の練り歩きが復活!みのじのみのり祭
2025.10.09
恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。
今年も、食と祭をテーマにした恵那市最大の秋祭り「みのじのみのり祭」が盛大に開催されました。
平成元年に始まった「みのじのみのり祭」は、松茸をはじめとする秋の味覚を楽しむ催しからはじまり、郷土芸能や神社祭礼、お神輿競演など、地域の行事が結集して発展。収穫に感謝し、恵那の食文化を伝え、郷土の魅力を広く発信するお祭りとして、市内外の多くの方に親しまれています。
今年はなんと前夜祭で、お神輿や山車の練り歩きが6年ぶりに復活するということで注目を集めていました。
私は、昨年に引き続き、お祭りの司会を担当させていただくことになりましたが、恵那市には4年前に移住をしてきたので、かつてお神輿や山車でにぎわった夜の祭が見られるのをとても楽しみにしていました。
前夜祭では今年も、恵奈(恵那市)で採れたお米が、飛鳥時代に朝廷へ献上された史実に基づき、その様子を再現する「恵奈の次米(すきまい)献納行列」が登場。
続いて、五斗俵(30kg入り)と「木簡」を載せた山車が登場し、「次米みのり音頭」に合わせて踊り子たちが舞います。
次米献納の出立式では、恵奈の里長「阿利麻」から、恵奈の評督(こおりのかみ)に今年の収穫を報告し、神に捧げる米「次米」の俵を納める儀式が執り行われました。
私も、この「恵奈の次米献納行列」に合わせ、踊り子と同じ、早乙女姿で司会をさせていただき、感無量でした。
そして、いよいよ、前夜祭のメインイベント、お神輿や山車が繰り出す「みのりのみのり歩き」がスタート。
地元企業や有志団体・グループなど12団体が出陣し、まちなかを巡行しました。
大がかりなお神輿や山車は、企業や団体をアピールするオリジナルのもの。
それぞれ趣向を凝らした素晴らしい出来栄えで、このお祭りにかける意気込みが伝わってきました。
そして、「わっしょい!わっしょい!」というにぎやかな掛け声とともに市街地を練り歩きながら、みんなで地域を盛り上げようとしている姿に感動。
地元のために一丸となれる素晴らしい街だなと思いました。
おかげで私も、パワー注入!
早乙女姿で司会をさせていただいたのも初めてのことだったので、楽しかったです。
二日目は、市内の各地域で受け継がれている郷土料理や、秋の旬な味覚がまるっと楽しめる、その名も「恵那まんぷく祭り!」を開催。
恵那市でしか味わえない様々な料理の食べ歩きができて「お腹と心」が満たされます。
郷土名物の五平餅を多数出展する「五平フェス」に、
東美濃地区と愛知県三河地区の五平餅店が参加し、味の食べ比べが楽しめる「五平ロード」、
市内13地域に伝わる伝統料理や、地元で採れる野菜などを使った料理を一堂に集めた食の祭典「ふるさとまちじまん」、
恵那の観光ブースでは、恵那の栗菓子や、岩村藩出身の早矢仕有的(はやし ゆうてき)が考案されたとされる、えなハヤシ(ハヤシライス)などの観光に関した食と、限定30食の「大井ダムえなハヤシ」も販売されていました。
「大井ダムえなハヤシ」は私もいただだきましたが、地元食材がふんだんに使われた旨味たっぷりのえなハヤシの美味しさに加え、ご飯で大井ダム、ルーで木曽川、唐揚げで岩を表現するなど工夫を凝らした見た目も、楽しませてもらいました♪
また、メイン会場では、今年も恵那市がFIFA世界ラリー選手権(WRC)「フォーラムエイト・ラリージャパン2025」の開催地となることから、「ラリーフェスタ」と称し、ラリーカーの展示やキッズエンジニア体験など、ラリーカーに親しむ楽しいイベントも開催。
たくさんのお子さんが参加し、夢中になっていました。
街中がお買い物や食べ歩きを楽しむ人でいっぱい。
食欲をそそる香りと、各ブースからの威勢のいい呼び込みの声が飛び交う活気に満ちた雰囲気で、そこにいるだけでワクワクしました。
また、特設ステージでは、恵那市内の団体やグループが素晴らしい踊りや歌、演奏を披露してくださり、会場を盛り上げてくれました。
ちなみに、私はこのイベントステージの司会をしていたので、会場内をゆっくりまわることはできませんでしたが、いろんな方がたくさん差し入れをしてくださったので、通りに出なくてもお腹がいっぱいになりました(笑)ありがとうございました!
この秋も「みのじのみのり祭」で、美味しいグルメや楽しいイベントを堪能。
地域の皆さんともたくさん触れ合って、改めて「恵那はえ~な~」と実感した二日間でした。
恵那の魅力に触れてみたい方は、是非「みのじのみのり祭」に参加されることをおススメします!