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ぎふ暮らし移住フェア
2025.02.21
恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。
先月、東京交通会館12階ダイヤモンドホールにて岐阜県最大級の移住イベント「ぎふ暮らし移住フェア」が開催されました。
岐阜県内26市町村と10の関係団体が集結。
地元の情報が詳しく聞ける移住相談ブースや、体験・ワークショップ、トークイベントなど、東京で「ぎふの魅力」に出会うことができる様々なイベントが行われました。
私は、セミナーコーナーで、トークイベントのMCとして参加させていただきました~♪
↑ 東京でも岐阜県のマスコットキャラクター「ミナモ」に会えてテンションアップ♪
1回目は、「岐阜へのはじめの一歩に!地域おこし協力隊という働き方」と題し、ゲストに、恵那市で地域おこし協力隊として活躍後、岐阜県地域おこし協力隊ネットワークの役員兼スーパーバイザーを務めながら、総務省地域おこし協力隊アドバイザーとして全国を巡っている中田誠志(なかた せいじ)さんと、飛騨市に移住され「地域おこし協力隊」として活動された後、飛騨市の薬草事業に関わり、現在は薬草の普及に関わるお仕事をご自身で運営されている岡本文(おかもと あや)さんを迎えて、お話を伺いました。
お二人からは、地域おこし協力隊になるために知っておくべきことや、報酬、生活、体験談などリアルなお話を、根ほり葉ほり伺わせていただきましたが、「地域おこし協力隊」になるために、お二人共、その土地で何をしたいかが大事であるとおっしゃっていたのが印象的でした。
中田さんは、移住先に求めていた「水」「空気」「家」「農地」が揃っていたのが岐阜県で、恵那の空き家バンクで物件を紹介してもらおうとしたところ、「地域おこし協力隊」という制度があることを知ったとのこと。
また岡本さんも、体調を崩したことをきっかけに「薬草で自分を元気にしたい」と思っていたところ、飛騨古川に薬草料理を提供する老舗旅館があるという情報を得て、飛騨市で薬草に関われる仕事がないものかウェブで検索したところ「薬草ビレッジ構想を推進する地域おこし協力隊」の募集があったとおっしゃっていました。
お二人共、自分がやりたいことを叶えるために行動した先で「地域おこし協力隊」と出会われているんですよね~
もちろん、地域おこし協力隊の活動を通して、やりたいことが見つかることもあると思いますが、任期がある「地域おこし協力隊」の活動を終えたその先のキャリアについても考えることで、やりがいをもって活動できる地域を見つけられるのではないかと思いました。
ちなみに、中田さんが恵那の地域おこし協力隊をされていたとき、炭火で焼いた五平餅がめちゃくちゃ美味しくて感動したとのこと。
移住をお考えの方には、まずは恵那で、五平餅の炭焼きを食べてほしいなと思いました(笑)
↑恵那といったら五平餅
そして2回目は、ゲストに名古屋から岐阜県七宗町に移住し、会社員をしながら家庭菜園で自給自足を実践されている長良賢一(ながら けんいち)さんと、郡上市へ移住され、郡上市の猪鹿庁合同会社で代表を務めながら、キャンプ場経営などもされている安田大介(やすだ だいすけ)さんを迎え、「先輩移住者に聞く!お金と仕事の本音トーク」と題してお話を伺いました。
会社の人間関係に悩み、自給自足ができたら食べることには困らないのではないかと農業をやろうと決意をしたものの、農業をやるには、かなりお金がかかることを知り、「兼農会社員」の道を選んだ長良さんと、名古屋での仕事を辞め、好きだった自然遊びが高じて郡上市へ移住。キャンプ場経営などの仕事と並行し、里山保全組織「猪鹿庁」として、狩猟の魅力の伝達や、有害捕獲、システム開発やWEBデザイン、広告や写真等のスキルをごちゃ混ぜにしつつ「半猟半X」の生き方を実践されている安田さん。
全く違うタイプのお二人ですが、どちらも、移住することで、今までよりも年収は下がったが、幸福度が上がったとおっしゃっていたのが印象的でした。
無理をしないで移住する方法はあるし、やりたいことをやれている今が幸せだと話すお二人のお話を聞きながら、これからの生き方について、皆さんで考えるとても良いセミナーになりました。
また、岐阜の魅力も存分に伝えていただき、嬉しかったです。
ちなみに、安田さんには、狩猟に使うワナ等も、持ってきていただき、参加者の皆さん、興味津々。
私は、安田さんが捕獲したキツネ2頭分の毛皮を使った帽子を被らせていただきましたが、途中から汗が出てくるほど、あたたかかったです。
この度、貴重なお話をお聞かせいただいた4人の移住者の皆様、ありがとうございました。
その他、セミナーコーナーでは、各市町村のPRタイムも設けられ恵那市の魅力も、移住定住推進室の職員がしっかりアピール。
恵那市のブースには途切れることなく、移住や岐阜に興味関心がある来場者が訪れていました。
また、当日恵那市のブースでは、移住定住サポーター伊集院さんによる間伐材を利用した「香り袋」のワークショップも随時開催。
木の香りに癒されるとともに、伊集院さんや移住コーディネーターの移住体験談にブースを訪れたみなさんは興味深々でした。
↑恵那市のブース
↑ワークショップに利用した間伐材から作ったおがくず
東京都内において、岐阜県単独の移住フェアを開催するのは初とのことでしたが、オープンの際には入場待ちの列ができるほど大盛況だった「ぎふ暮らし移住フェア」
働き方が変わりつつある今、どこに暮らしても仕事が続けられるなら、自然豊かな場所で暮らしたいと思う方、伸び伸びできる環境で子育てをしたい方や、自分らしい生き方をしたいと思っている方。
もしかしたら移住は「あなたのなりたい」を叶える一歩になるかもしれません。私自身、移住者として、恵那に来て、人生が変わったと感じています。
↑東京の移住相談員 岩瀬さん&名古屋の移住相談員 後藤さんと
もちろん、住む場所を変えることは勇気のいることで、なかなか決断できないのも現実ですが、そんな方は、是非、一度、岐阜に遊びにきてください。
また、住みたい田舎ランキング2年連続1位となった恵那市に興味をお持ちの方は、気軽に恵那市移住定住推進室までお問合せくださいね。