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恵那の秋の過ごし方

2025.10.28

恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。
気づけばもう10月も終わり。恵那市の風景もすっかり秋らしくなってきました。

稲刈りが終わり、すっきりとした田んぼの風景を見ると、ちょっぴり寂しい気持ちになりますが、秋を象徴する美しい景色に囲まれて暮らせる喜びを感じます。

恵那市中野方町にある「坂折棚田」では、稲刈り後、彼岸花が田んぼのあぜ道に咲き、棚田の景色を彩ってとても綺麗でした。


日中は暖かいのですが、朝晩は急に冷え込むので、我が家ではもう「こたつ」を出しました(笑)
愛犬も寒さ対策として、フリース素材の服を着させました。

それくらい、寒暖差が激しいこの地域ですが、だからこそ楽しいのがおうち時間。


中秋の名月には、恵那の郷土食である「栗おこわ」を作り

お供えする団子として「栗粉餅(くりこもち)」を用意しました。
ちなみに、栗粉餅とはこの地域を中心に作られている和菓子で、つきたての柔らかいお餅に、そぼろ状にした栗きんとんや栗の粉をまぶしたものです。
これが、栗きんとんに負けないくらい栗の風味を存分に楽しめて美味しいんです!


恵那市に移住して初めて栗粉餅を食べたときのあの感動は、大げさではなく今でも忘れられません。
しかも!栗粉餅は保存料を使用しないため、賞味期限が当日中、または二日間と短いのが一般的で、この美味しさを誰かに届けたくても残念ながら送ることが難しいという「幻の和菓子」なんですよね~
裏を返せば、この栗粉餅をいただけるのはこの地域に住んでいる人の特権!
ということで、美しいお月様を眺めながら栗粉餅を堪能させていただきました。

これから恵那の厳しい寒さがやってくると思うと寒がりの私はつい構えてしまいますが、四季をしっかり感じられる地域だからこそ、季節ごとに異なる美しい自然の景色やその時期にしか味わえない旬の食材を楽しむことができ、わくわくしながら心豊かに暮らしていけるのだなと実感しています。
季節ごとにさまざまなイベントも開催されていますので、ぜひ恵那市にお越しください!