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七日福市に行ってきました♪
2025.01.14
恵那市で毎年、お正月の7日に開催される市神神社の例祭「七日福市」に行ってきました♪
中山道大井宿に鎮座する市神神社は、福寿円満・商売繁盛・農蚕の守護の神様で、「七日福市(七日市)」は、なんと350年以上の歴史がある例祭とのこと。
地元の方から是非行ってみて~!とすすめていただき、私も福を求めて市神神社へ。
一緒に出掛けた地元のお友達から、福をいただくまでは会話は極力しないようにするんだよ~と教えていただきましたが、境内にたどり着くまでの短い道中で、知っている方に沢山お会いし、結果、新年のご挨拶を優先してしまいました(笑)
市神神社に着くと、長蛇の列。多くの人がお参りに来ていてびっくり。
境内には、滑り台やブランコなどの遊具があって、子ども達が遊べる場にもなっているのを見て、ほっこりした気持ちになりました。
まずは、お目当ての開運御札を購入し、縁起物もいただいて、参拝。
福をいただくことができました。
七日市の由来は、長禄から寛政年間(1789~1801)この地域で作られていた良質の煙草と別のものと物々交換する形で始まり、その中で団子を売り、市が発展。毎年正月7日に煙草市を開いていたこともあり、七日市と呼ばれるようになったとのこと。
例大祭には現在に至るまで「官許」と書かれた大提灯を灯し、この大提灯をもとに御神札を授与されてきたそうです。
七日市当日には、福を迎えようとする参拝者で溢れかえり、昭和35年の新聞には、七日市に7万人が訪れたという記事もありました。
今年は、朝5時半~お札の配布をされていたようですが、当時は、午前2時半に神事を行い午前3時~お札の配布を開始。一番札をはじめ、番号の若い札を求めて、午前零時前から札所前に列を作っていたんですって。
私も来年は、一番札を求めて早起きしたいと思いました。
市神神社に参拝したあとは、境内で披露された大井太鼓の迫力ある演奏を見てお正月気分を堪能。
寒かったので、地元のお店で豚汁や、
無料配布していたホットゆずをいただきながら
イベントやお買い物、食べ歩きを楽しみました。
飲食エリアには、朴葉寿司や
五平餅といった地元グルメが勢ぞろい。
中山道大井宿で旅籠「角屋」を創業して400年近く続く「旅館いちかわ」の福神漬けを求めて行列ができるなど、とても賑わっていました。
私は、大好物のりんご飴も買ったりと、童心に帰れました。
美濃16宿の中で随一の繁栄を誇っていた中山道大井宿。
年初めの七日市、秋の武並神社の例大祭行事は市民にとって一年の節目となっています。
その賑わいは昔から変わることがなく、中山道大井宿の街並みとともに残されているんですよね~
地元の皆さんが、子どものころから楽しみだったと口を揃える「七日福市」地域の神様に、1年の幸せを願うこの文化が、これからも続いてほしいなと思いました。
2025年、福がいっぱいありますように。