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冬至にゆず湯を求めて。ゆずは譲れない笠置町へ

2025.12.18

恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。
もうすぐ冬至。
冬至といえば、やっぱり「ゆず湯」ですよね。
ということで、今年は、ゆずを求めて、恵那市笠置町へ出かけてきました。

笠置町は、岐阜県の二大ゆず産地のひとつ。
恵那市の中でも標高が低い笠置町は、南向きの斜面で日当たりと水はけが良く、木曽川の影響で昼夜の寒暖差も大きいため、ゆず栽培に適しているのだとか。
昔から自宅のそばにゆずを植え、「ゆべし」や、冬至の「ゆず湯」として、暮らしの中で親しまれてきたそうです。

こちらは、なんと、樹齢約100年のゆずの木。
笠置町の暮らしとともに歩んできた貴重なゆずの木の「大きさ」と「実り」に、思わず見上げてしまいました。


「かさぎゆず組合」の遠藤さんから、「ゆずもぎ」と呼ばれる、ゆずの収穫の仕方を教えていただきました。


高枝切り鋏でもぎるのには力とコツが必要で、少し苦戦しましたが、それだけにもぎ取れたときは嬉しかったです。

それにしても、ゆずの形って可愛いですよね~

こんな風に葉っぱが2段になっているのは、ゆずだけと知って勉強になりました。

ゆずのいい香り!癒される~~~♪

収穫したゆずは「そのまま食べられる」と聞いて、みかん感覚でゆずの実をパクリ。

結果、想像以上に酸っぱくてびっくりしました!
キュッと目が覚める酸っぱさも、ゆずらしい魅力ですよね~


「皮の方が甘いよ」と言われ、半信半疑で食べてみると、、

皮が思ったより柔らかく食べやすい上に、意外にも甘味があって目が点に。
ゆずの皮ってこんなに美味しいのだと感動しました。
ゆずの皮は、寒ければ寒いほど身を守ろうとして甘味が増すのだそうですよ~!

そんな自然の知恵もこの日の発見でした。

そんな笠置町のゆずを特産品にしようと「かさぎゆず組合」が作っている、こだわりたっぷりのゆず商品がこちら。(かさぎゆず組合 商品ページ)


オリジナルキャラクター「ゆずもちゃん」をモチーフにしたカステラやゼリー、羊羹など、笠置町のゆずの魅力を味わえる商品がたくさん揃っています。

カステラは、恵那市岩村町の伝統菓子「岩村カステラ」に笠置町産のゆずをふんだんに使用。
ゼリーは、恵那市山岡町の特産品である「寒天」にゆずの皮とグラニュー糖を合わせて仕上げています。
すべてに恵那の特産品を使った、まさにオール恵那の商品なんです!

こちらはゆず羊羹。
羊羹だけに、よう噛んでお楽しみいただきたいですね~(笑)

「笠置ゆずしぼり」は、ゆずの果汁をそのまま閉じ込めた香り豊かなしぼり汁で、冷奴にかけたらさらに美味しくいただけました。

そして、お目当てのゆずがゲットできたので、冬至を待てず一足先にゆず湯も楽しませていただきました~♪
湯船にゆずを浮かべた瞬間、ふわっと立ちのぼる爽やかな香り。
体が温まるのはもちろんですが、気持ちまで前向きになる感じがして思わず長湯。

笠置町のゆず湯は、心まで整えてくれました。
いや~笠置のゆずは、やっぱり譲れません。

↑笠置町のまちづくりに携わる地域おこし協力隊の安田さん、「かさぎゆず組合」の遠藤さんと

この魅力、ぜひ、笠置町で感じてみてください。