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本とともに暮らすまち、恵那市。

2026.03.17

恵那市移住定住アンバサダーの西村知穂です。

移住を考える際には、買い物環境や医療体制が気になるものです。
でも私は「図書館があるまちかどうか」も、実は大切なポイントだと感じています。

平成19年に開館した恵那市中央図書館は、市街地の中心に位置し、市民の学びと憩いの場として親しまれてきました。

現在の蔵書数は約26万冊にのぼり、子どもから大人まで幅広い世代が利用しています。


特に、児童コーナーに力を入れていて、子どもたちが自然に本と触れ合い、読書習慣を育める環境づくりを大切にしています。


開館当初から続く「25歳の絵本」コーナーと、近年設けられた「50歳の絵本」コーナーには、長く読み継がれてきた名作絵本がずらりと並びます。


世代を超えて、本が受け継がれていく環境があることに温かさを感じました。
そのほか、定期的に子ども向けのおはなし会を開催している「おはなしのへや」や、親子で周りを気にせず読み聞かせができる個室「おはなしテラス」も設けられており、
ゆったりと本に向き合える環境が整っています。


また、新刊コーナーや雑誌コーナーをはじめ、

図書館司書によるピックアップコーナー、ジュニア向けのテーマ展示など多彩なコーナーが設けられていて、思いがけない一冊と出逢える楽しさがあります。


外からの日差しを感じながら本が読める読書テラスでは、かつて明知線の主力機関車として走っていたSLを眺めることもできます。


恵那市岩村町出身で、教育家・歌人として活躍した下田歌子先生が教育の題材として取り上げていた「源氏物語」のコーナーや、

2階の郷土資料のコーナーなど、館内の髄所に地域の歴史や文化が息づいています。

また、恵那市中央図書館の大きな特徴といえば、図書館サポーターの皆さんの存在。
図書館サポーターは、市民が誇れる図書館を目指して活動をされている市民団体です。
セミナールームなどで開催されている図書イベントや「図書館マルシェ」など、さまざまな形で読書活動の推進に尽力されています。


市民と図書館がともに歩み、支え合いながら築いてきた歴史が、現在の恵那市中央図書館の姿に繋がっているんですね。
さらに、中央図書館では配送サービスも行っており、市内の小中学校や各地域のコミュニティセンター内の図書室へ、定期的に図書の配送をしているそうです。
そのおかげで市内には本が溢れ、どこでも本に触れられる環境が整っています。


図書館を中心に本がまち全体へと広がっていく。
そんな仕組みがあることにも大きな安心感を覚えました。

さらに、昨年秋には「恵那市中央図書館岩村分館」が新たにオープンしました。


まるでカフェのようなお洒落な空間で、コーヒーを片手にゆったりと読書を楽しむことができます。
一般書や児童書に加え、先人や郷土に関する資料が充実しているのも特徴のひとつ。


テーブル席やカウンター席、ソファー席などが設けられ、それぞれのスタイルで、くつろぎながら本が読める環境が整っています。

また、各地域のコミュニティセンター内の図書室も、地域の皆さんにとって身近な読書の場となっています。
こちらは、東野コミュニティセンターの図書室。

どこかお家のような落ち着きがあり、ゆったりと本を開きたくなる空間でした。

恵那市には、本を通して人と人が繋がる温かな場所があります。
本と出会う時間は、子どもたちが自分の「好き」を見つけるきっかけにもなります。

恵那市を訪れた際には、ぜひ図書館にも足を運び、このまちが持つ落ち着きと温かな空気を感じてみてください。
きっと「ここで暮らす自分」が、少し想像できるはずです。