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登り窯に行ってきました!(恵那市山岡町)
2023.10.24
こんにちは。
移住コーディネーターのTです。
少し前に開催された、特色ある地域のイベントをご紹介いたします。
今回ご紹介するのは山岡陶業文化センターの「登り窯」です。
山岡町は恵那市の南西部にあります。その山岡町のさらに南西部一帯、原地区を中心とした地域は良質な耐火粘土(蛙目粘土)に富み、江戸時代からその掘りだしが行われてきました。
かつては薪を使って磁器を焼く登り窯がたくさんあったのですが、時代と共になくなっていきました。そこで当時の山岡の窯業を支えてきた登り窯を再現しようと、平成16年に地域が一体となって築いたのが現在の登り窯です。
登り窯は4日間薪を燃やし、陶器を焼成します。
陶芸教室の生徒さんや市内外のボランティアの皆さん、地元の皆さんで、たくさんの松の薪を準備し、登り窯に薪をくべます。
一度、薪をくべ、火をつけると4日間絶やすことなく、夜も交代で燃やし続けます。
今年は、9月28日(木)の午後から焚き上げ、10月1日(日)まで燃やし続けました。
こうみえて、とても大変なのです。(笑)
そしてこの大変な工程が成り立っているのは、参加いただいているみなさんのご協力のおかげです。
今回の焼成には名古屋市から恵那市に移住された方がお2人参加されていました。
お一人は初参加とのこと。お二人とも、もくもくと窯焚きを行っていました。
派手ではないですが、地域を知っていただくにはうってつけのイベントで、移住された方々にご参加いただけたことは嬉しく思います。
もう少し、お二人からお話をお聞きすれば良かったのですが、真剣にそして楽しみながら取り組んでいるところにお邪魔するのは…またいつか、どこかでお会いしてお話を伺いたいものです。
以下は、山岡陶業文化センターからのお知らせです。
登り窯は例年、10月上旬に実施されています。近くなりましたら告知されますが、ぜひボランティアとして参加してみたいという方がおみえでしたら、山岡陶業文化センターにご連絡ください。
また、同時に燃やす松の薪も常時募集しています。こちらもございましたら、山岡陶業文化センターにご連絡ください。
山岡陶業文化センター:0573-56-4567(休館日:毎週木曜日、年末年始)
↑クリックすると、専用のウェブサイトにつながります。
なお、山岡陶業文化センターInstagramからもリアル情報を発信しています。ぜひご覧ください。
そして、恵那の時はながれていく・・・
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情報発信を始めたばかりですが、これからもよろしくお願いします。
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