移住者の声

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墨 祐哉さん(飯地町)

移住者プロフィール

墨 祐哉さん(飯地町)

1983年生まれ。愛知県一宮市出身。現在、飯地町在住。サラリーマンを経験後、ボランティア活動に目覚め、NGO団体等に所属。東北地方太平洋沖地震のボランティアを初め、数々のボランティア活動に従事。その後、日本一周ヒッチハイクの旅に出て、いろいろな方に出会い、応援され、恵那に辿り着く。現在は土岐市のNPO法人に勤めつつ、恵那市飯地町で里山生活を満喫中。

恵那に移住したきっかけは何ですか?

(A)元々は恵那に住んでいた友人がいまして、僕が人間関係に疲れ果てていた時に、偶然、その恵那の友人宅に一泊させて貰うことになったんです。それが初めての恵那訪問になります。その友人が木を使った地域活性化活動をやっている姿を見て、何となく恵那って良いなぁ!と思ったのがきっかけでした。その後、仕事を辞めて日本をヒッチハイクで一周しまして、さてこれからどうしようか?と。今までは名古屋近郊で住んでましたが、色々考えてやっぱり山がいいなぁ・・と。山だったらお金が無くても生きていける!!野菜は畑のお手伝いをすれば貰えるかも、木を燃やせばあったかいかな?!鹿とか猪の解体を手伝えばお肉貰えるかなぁ?(笑)あと恵那は名古屋から近いし、友達も来てくれるし!!!そんな軽いノリで、最初は恵那市の空き屋バンクで家を探してたんですが、なかなか良い物件が見つからなくて最後は自力(笑)たまたまチェーンソー講座に参加して、そこで知り合った方が飯地町に空き屋を所有していることで、そこに住み始めることになりました。

恵那に住んでみてどうですか?

(A)人はいいなぁと思いますね。面白かったのが、僕がここに住んでることを、僕が知らない人までみんな知ってる(笑)。関心を持たれているのか?散歩がてらに僕の家の様子を見に来てくれる方もいるんですよ(笑)。良くも悪くも興味を持ってくれて嬉しかったですね。あとは飯地町は大工さんや建築業の方が多いんですが、飯地町に建っている古い家を見ると、技術レベルが高いなぁと感じましたね。地元だけの力でこんな凄い物ができることに感動しました。

恵那でこれからどんな生活を送りたいですか?

(A)地域の人も含めて、仲間と一緒にお酒を飲みながらワイワイ楽しく生きて行けたらなぁと思ってます(笑)。せっかくここに住まわせて貰っているのだから、地域への恩返しをしたいですね。事業を興して地域に貢献できたらいいなぁと思ってます。あとは、これから自分の住んでいる家のリフォーム計画を立てています。飯地のリフォーム塾を中心に友人にも声を掛けて、自分の家をみんなで作って行けたら面白いなぁと思っています。人間は自分自身で作った物に対して愛着が沸きます。友人やみんなで一緒に家を作って、みんなに愛着を持って貰えるような家を作っていきたいと思ってます。

最後に恵那に興味のある方々に一言

(A)地域は良くも悪くも人間関係が濃いので、都会暮らしの感覚そのままでは難しいと思います。うまくやるためには、どこまで自分をさらけ出せるか?近所の人との仲良く、気兼ねなく話せるといいですね。自然への憧れだけでも駄目です。自然を舐めていけません。蝮も出てくるし、虫もいっぱいいるし(笑)草刈りは必須事項です!!やはりポイントは草刈りですね!

僕は元々、自然とともに住む、半分は資本主義経済で稼ぎつつ、そしてもう半分は自給自足の生活に憧れていました。そして今、恵那でそれを実践しようとしてます。皆さんの自分なりの生活を是非、恵那で見つけて欲しいですね。

 


飯地町ってどこぉ~~~?

恵那市の北西部、平均的な標高が約600mの高原エリア

恵那市の北西部に位置し、平均的な標高が約600mの高原エリア。旧飯地事務所を利用した民俗資料館では地元で収集した古生活物品などが展示されている。古くから歌舞伎がさかんであり、芝居小屋「五毛座」では地域の子どもと保存会による地歌舞伎公演が隔年で開催されています。

【飯地高原テント村】

大自然の中でウォーキングにマレットゴルフ、夜空いっぱいに輝く星を眺めることができるオートキャンプをメインとしたキャンプ場。

移住(人)図鑑

“移住実践者の声”を、更に広く恵那市内に在住の方々、恵那市に移住・定住を希望する方々に、容易にご覧頂けるように、“恵那移住物語/MEET THE NEW ME”として再編集し、冊子化いたしました。

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